プログラミング言語には、それぞれ得意なジャンルがあります。どのプログラミング言語を使うべきかは、どんな目的でプログラムを作りたいかによって変わってきます。
PHPは、他のプログラミング言語とどの点が似ていて、どの点が違うでしょうか。
PHPは、Web開発においてサーバーサイドの機能を作りたい時に便利なプログラミング言語です。この点では、RubyとJavaScript(Node.js)はよく似ています。
RubyがPHPと異なるのは、「設定より規約」というコンセプトがしばしば採用される点でしょう。これは開発の仕方をある程度ルールで縛ることにより、開発者が決めたり作ったりしなければいけないものを減らそうという考え方です。
JavaScriptがPHPと異なる点は、サーバーサイドだけでなくwebブラウザ側でも同じ言語が使えるという点です。
また、プログラミング言語には、大きく分けて「インタープリタ型」と「コンパイラ型」の二種類の方式があります。
インタープリタ型は、プログラムを直接実行する方式です。
PHPやRuby、JavaScriptなどはこの方式です。Pythonもインタープリタ型の言語ですが、プログラムの文法がPHPとはかなり違います。AIの分野で使われることが多いのも特徴です。
一方、コンパイラ型は、プログラムを実行可能な形式に事前に変換しておく方式です。
CやC++、C#、Javaなどがこれにあたります。パソコンソフトやスマートフォンアプリなどは、コンパイラ型のプログラミング言語で開発されることが多いです。
その他にも様々な種類のプログラミング言語がありますが、よく使われるのは上記に挙げたものなので、目的に応じて上手に使い分けることが大事です。